たふブログ

イベント参加報告が主

緑黒妄想小話垂れ流すね♡

*緑くんの誕生日知らんけど誕生日ネタ
*妄想120%w
*文体がめちゃくちゃなのは仕方ないよ♡



「…何だよ、これ」
緑の目の前にあるのは赤いリボンのかかった白く大きな箱。人一人くらい余裕で入りそうだ。
「まぁ、開けてみろ!今日お前の誕生日だろ?」
いくらなんでも子どもじゃあるまいし、誕生日なんかではしゃいだりはしない。プレゼントなんかいらないのに。そうは思ったが、金原に促され、緑は渋々箱を開けることになった。
「じゃあ俺は帰るからな!あとは適当にやっといてくれ!」
「はぁ!?何言って…」
なんて勝手なんだ。人の誕生日を本当に祝う気があるのか。緑がリボンに手をかけると箱の中から微かに音が聞こえた。
「…もう出ていいの…?」
聞き慣れた声。しかし何故ここに?疑問に思いながら箱を開けると、中には頭にリボンを付けた黒田がいた。
「えへへ…緑くん…誕生日おめでとう…!…えっと、その……」
「まさか『プレゼントは僕だ』なんて言うんじゃねぇだろうな」
黒田が驚いたように目を丸くした。…嘘だろ。そんなベッタベタなこと今時誰もやらねぇよ。
「で、でも…わかってるなら…話は早い…よね…?…僕のこと…好きにしていい、よ?」
くだらねぇ、本当にしょうもねぇな、とつい口にしてしまうのを抑えた。たまには悪ふざけにのってみようと思ったのだ。
「…じゃぁ、遠慮なく……」
悪戯っぽく耳元で囁くと、黒田の顔が耳まで赤らんでいくのがわかった。